ワークライフバランス重視なら派遣社員

派遣社員で働くプログラマーはどんどん増えています。非正規雇用は不安定で稼げないイメージがありますが、プログラマーなどの専門職の場合は時給が高く、一般的な派遣社員よりも高収入なんです。

派遣社員とはどのような立場か

2015年に派遣法が改正され、2018年末をもって「常用型」の特定労働者派遣が廃止となり、派遣事業は「登録型」の一般労働者派遣に一本化されることになりました。これまでは常用型と登録型の派遣社員がいましたが、今後はすべての派遣社員が登録型の派遣社員として働くことになります。法改正によって大きく変わるのが雇用契約のあり方です。特定労働者派遣では、派遣先との契約期間が切れても派遣会社との雇用契約は継続されましたが、登録型の一般労働者派遣は、派遣先との契約が切れれば派遣会社との契約も切れてしまいます。要するに、派遣社員が正社員と同等の条件で働くことは今後できなくなるということですね。

派遣社員のメリットとは

派遣という働き方は、労働者と企業の両方にとってメリットがあります。プロジェクト単位で業務を区切りやすいプログラミングの仕事は、期間限定が可能な派遣社員の働き方にぴったり。Web業界が活発になって仕事が増えるにつれ、派遣社員を使いたい企業も増えているようですね。派遣社員なら、働く場所も期間も時間も頻度も選ぶことができるので、正社員として働くことができない人や、ワークライフバランス重視の人にとってはかなり都合のいい働き方です。プログラマーの仕事が好きな人なら、正社員より派遣社員のほうがやりたいことができるかもしれません。正社員の場合はキャリアを重ねるにつれて立場が大きく変わってしまい、気づけばプログラミングから離れて久しいなんてこともありますが、派遣社員なら期間限定でやりたい仕事に集中できます。確かなスキルがあれば、大企業で高時給の仕事をゲットすることもできますよ。
いろいろな現場を渡り歩くことで、いろいろな人と出会うことができるのも派遣のメリット。業界内で人脈をコツコツつないでいけば、その後のプログラマー人生がより豊かなものになっていくでしょう。

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